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音声の回り込み(ループ)

この記事は2015年6月現在かなり古い内容になっており、ほとんど役に立たないかと思いますが、一応残しておきます

音の入口と出口が一つずつならば一直線に進むだけなのですが、出口やルートが複数あると出た音がまた入って来てぐるぐる回ってしまうという現象が起こり得ます。

スピーカーからマイクへの回り込み

配信している(はずの)音を確認する為にモニターは必要です。しかしスピーカーを鳴らしたらマイクが拾ってしまいますので、ヘッドホンを使います。それでも、ヘッドホンから漏れた音がマイクに入ってしまうことがありますから、密閉度の高いヘッドホンを使い、音量は大きくしすぎないようにします。

また、ヘッドホンから“のみ”出力しているつもりがスピーカーからも出ていたなんてこともあり得ますね。ヘッドホンを挿すとスピーカーがオフになる仕組なら問題ありませんが、SPDIFなんかはお構いなしに出力されますからその先に再生機器がある場合は注意が必要です。

音声をデジタル化すると遅延が生じますから回り込んだ場合はちょうどエコーがかかったようになり、分かります。逆にいうとエコーがかかったような音が聞こえてきたらループしていると思ったほうがいいです。

ステレオミキサーの折返し

サウンドカード(Realtek HD Audio)ではAudio Outputのステレオミキサーの出力がAudio Inputの入力として折り返されます。Ustream ProducerのライブインプットとしてAudio Inputを選択した場合は設定によってはループが発生します。

Producer使用時の音声ループ

例えばサウンドカードのマイク入力を使う場合は図の青色のルートで出力されます。この信号をヘッドホンでモニターしようとすると緑色のルートを通ります。この信号が分岐してAudio Inputの録音ミキサーに入る(赤色点線)構造になっているので、ここでループが形成され、無限にぐるぐる回ってしまいます。これを避けるにはAudio Inputのステレオミキサー入力をミュートしてやる必要があります。

もしも操作していてループしているなと思ったら、まずはProducerのモニターをOFFにしてから落ち着いてループの元の箇所を探って切ってやるといいでしょう。

ProducerのモニターSW
posted by rodoku_ole at 2010-12-12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金をかけないUstream配信

音声レベルの設定

色々な番組を視聴していると音声レベルが良くない番組が結構あります。じゃあ良くなるように調整して配信しましょうということなんですが、そもそも視聴者にとって音声レベルがちょうど良いというのはどういうことでしょうか。恐らく、 「自分のPCの標準の音量設定のまま聴ける」ということだと思います。たとえばiTunesで音楽を聴くときのレベル。たとえばWindowsを起動した時のシステムの音がほどよい音量で聞こえるレベル。それをすべての視聴者が概ね満足するように設定して配信するのです。そんなことできるのでしょうか。

0dB基準でどうだ

PC内部のデジタル音声は0dBを最大として扱われます。メディアは極力ピークが0dBになるようにレベル設定されています。(厳密にはもう少し低いのですがややこしくなるので省略) ノーマライズという言葉を聞いたことがあるでしょうか。録音・編集したデジタル音声トラックのレベルをピークが0dBになるように調整することです。

こうした基準というか目安というか一般的な傾向というかそういうものがあるので、ストリーム配信する音もそれに合せればいいのではないかと言うことなのです。 「配信の標準化もメディアのノーマライズと同じ基準で」ということかな。

録音されたメディアはノーマライズされているのであればそのまま流せばいいです。ライブ入力などは平均的なレベルが(たとえば)-3〜-6dBになるぐらいにして最大が0dBを越えるようであればリミッターかコンプレッサーで抑えます。

レベルが小さいと厄介な理由

前述のように、ノーマライズされた音声が標準の世界では、小さすぎる音量は厄介です。レベルを上げようとしてもデジタルの世界では0dBで頭打ちでそれ以上は上げられないからです。当然、Ustreamの視聴画面のレベルコントローラーも最大で0dBです。

ただし、アナログの世界ではレベルを上げることが可能です。ボリュームコントロールのマスタ音量にはまだ上げるだけの余裕があるはずです。しかし、Ustream配信の音量が小さいからといってマスタ音量を上げると他のアプリケーションやシステムの音まで大きくなってしまうのです。ああ、厄介だ。

設定の仕方

Ustream Producerのレベル設定(右端のスライダー)は最大にします。レベルメーターはあてになりません。0dBぎりぎりでしっかり音圧を稼いでいる音源を再生しましたがメーターは7割ぐらいまでしか振れませんでした。で、マイクなどのライブ入力はProducerの前段階でレベル調整します。ノーマライズされた音源を再生してみてそれを基準に調整すればいいと思います。大きめの声を出して歪まないかというのもチェックしたほうがいいでしょう。

(2011/1/6追記)
Broadcasterは、増幅できるようです。0.00〜1.00の値を持つ音量レベル調整は0.5辺りで0dBになるようで、それ以上は増幅されるので入力のレベルが高い場合はクリップする可能性があります。VUメーターは、ほぼ当てになるようです。従って、入力がノーマライズされている場合はレベルを0.5ぐらいに設定し、そうでない場合もVUメータが振り切れるぎりぎり位にレベル設定すればいいと思います。

番組内で相対的に小さい音声

音楽のライブに多いのですが、MCの声が小さくて聞こえない番組が結構あります。主催者の意識として、Ustream配信はオマケであって会場のお客さんに聞こえているからOKってことなのでしょうか。ソーシャルストリームのコメントで気付いて対処するケースもあります。

討論・トーク番組での話者の声量のばらつきというのもありますね。これはミキサーでしっかりバランスを取って欲しいです。それでも補正が効かない場合は「すみません、もっとマイク近づけて」とお願いすることになりますが、声が小さくても平気でいられる人は大概いやな顔をします。

「0dBぎりぎりまでレベルを上げて配信しようよ。それをすべての番組の標準にしましょうよ」というのが私の考え、提案ですが、もし、違う考えがありましたら、コメント下さい。


posted by rodoku_ole at 2010-12-15 | Comment(3) | TrackBack(0) | 金をかけないUstream配信

ソフトウェアによるミキシング(は遅延が大きい)

この記事は2015年6月現在かなり古い内容になっており、ほとんど役に立たないかと思いますが、一応残しておきます

私の番組は基本はマイク一本での喋りと朗読なのですが、音楽を流したりすることも想定してミキシングができる環境にしておこうと考えました。しかし、Ustream Producerにはミキシング機能がありません。普通はPCに入力する前にミキサーをかますんですが、現在私はミキサーを持っていません。1万円ちょっとぐらいのミキサーを買おうとも思ったのですが、金をかけないのがポリシーですから。……いや、単に金がないのです。

そこで、PCの中でソフトウェアでミキシングしようかと考えました。既にインストールされているDAWソフト、SONAR(なんと、Ver.1)、Cubase LE(H4n付属)、Audacityが今ひとつで結局、KRISTALを使うことに。

ミキサーの挿入

KRISTALが信号の流れのどこに入るのか。できればミキシングした出力をProducerに直接入れたかったのですが、出力に割り当てられるのはオーディオデバイスだけです。なので、サウンドカードで折り返すことにしました。

ソフトミキサー使用

もの凄い遅延が

図を見て分るとおり、無駄に回っています。この無駄が大きな遅延を作り出したらしく、映像と大きくタイミングがずれてしまいました。(第3回試験配信)
それで、ソフトウェアミキサーを挿入することはあっさり諦めました。

アプリケーションとサウンドカードの間には実際、カーネルというのがあります。このカーネルでかなりの遅延と音質劣化が生じるらしいので、サウンドカードを経由すること自体、避けた方がいいのかも知れません。どこでどう遅延していたのか、ミキサーなのかカーネルなのかその比率は検証していないので分かりません。いずれにしても、デジタルの音声処理機能が一段増えるとそれだけでバッファリング遅延が生じますので何段も連ねるというのは避けるべきなのでしょう。

また、対策としては映像も遅らせてしまうという方法もありますが、具体的な手段は私は分かりません。


posted by rodoku_ole at 2010-12-17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金をかけないUstream配信

私の配信スタジオ(自宅)

この記事は2015年6月現在かなり古い内容になっており、ほとんど役に立たないかと思いますが、一応残しておきます

私の番組は自宅から配信しています。個人で配信している方は大体そうなのでしょうか。私の場合は自宅からと公言しながらも、それらしさは出さないようにしています。その方策は、

  • スクリーンで後ろを隠す
  • モノクロ映像
  • サイド一点照明

これで、日常っぽさや生々しさを消せるのではないかと思っています。

絵としては上のようになったのですが、この絵は以下のセットで出来ています。

スタジオ鳥瞰図

ロールスクリーンはたまたまあった窓用のを使いました。シーツだの毛布だの模造紙だので代用するとどんな質感なのでしょうか。マイクスタンドは卓上型で充分だと思います。卓上スタンドもストレート、ブーム、グースネックと色々なタイプがあります。

これは一例ですが、いろいろ工夫してみてはいかがでしょう。


posted by rodoku_ole at 2010-12-24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金をかけないUstream配信

Macでの配信

この記事は2015年6月現在かなり古い内容になっており、ほとんど役に立たないかと思いますが、一応残しておきます

2013年3月から配信を再開しましたが、今度は以前とは環境が違います。PCがWindowsからMacに変ったのです。で、そのMacでの配信仕様をご紹介します。
河崎卓也のストリーディング場ぁ 〜つまりは朗読番組〜

基本仕様

PCスペック
機種名
MacBook Air (13-inch, Mid 2011)
CPU
Intel Core i5 (1.7 GHz)
メモリ
4GB
ストレージ
256GB
OS
OS X 10.8 Mountain Lion
カメラ
Logitech Webcam Pro C910
マイク
RODE NT1-A
オーディオインターフェース
ZOOM H4n
回線
CATV回線 上り10Mbps/下り160Mbps

ソフトウェア

Mac環境では定番の構成です。

配信
FMLEcmd(通常ウィンドウで操作するFMLEをターミナルからコマンドラインで起動します。どうせMacでは映像のプレビューができないし、コマンドラインの方がCPUの負荷が軽いですから。)
映像加工
CamTwist(ズームや明暗・色の調整、キャプションの挿入)
音声
  • AU Lab(ミックス、分配)
  • SoundFlower
  • LineIn

AU Labに関しては、ここ(「何も足さない、何も引かない」)が詳しいです。

パラメータ

FMLEは以下のように設定しています。

video
  • Format:H.264
  • Frame Rate:30fps
  • Input Size:640x360
  • BitRate:650Kbps
  • Output Size:320x180
Audo
  • Format:AAC
  • Channels:Mono
  • Sampling Rate:22050Hz
  • Bit Rate:64Kbps

音声は、私の声だけなのでこのような設定にしていますが、もし音楽を流すことがあればサンプリングレート、ビットレートを上げてステレオにするかもしれません。


posted by rodoku_ole at 2013-03-24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 金をかけないUstream配信