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ヘッドホンはどれがいい?

コストパフォーマンスで選んだ私の一押しはClassic Pro CPH7000です。

CPH7000
Classic Pro CPH7000
価格4.500円
タイプ密閉型
特徴など1万円以上の製品には叶わぬものの充分な性能
使用実績
その他
SONY MDR-CD900ST
CD900ST 価格15,000円
タイプ密閉型
特徴など国内では定番中の定番。高域強調気味
使用実績
audio-technica ATH-M50x
CD900ST 価格19,500円
タイプ密閉型
特徴など特に米国で評価の高い機種
使用実績

ヘッドホンは絶対に良い物を使いましょう。ノイズだらけの自己満足の音にならないよう高精度で客観的に聴こえる必要があります。タイプで言うとスタジオモニターに分類される物がいいでしょう。一般的なヘッドホンは鑑賞目的で心地よく聞けるように色付けがされていることが多いのですが、スタジオモニターは周波数特性がフラットで、細かい音も聴き逃さない性能が求められます。また、録音中にモニターする場合は密閉型でないと音が漏れてマイクが拾ってしまいます。

他には何が必要?

マイクスタンド

机に常設できるアーム型スタンドの一押しはRODE PSA1です。

PSA1
RODE PSA1
タイプアーム
価格14,000円
特徴など重いマイクを付けても下がってこない、土台の安定性は抜群
使用実績
その他
K&M 25995
K&M 25995 タイプ卓上ブーム
価格5,000円
特徴など原稿を置くことを考えるとストレートよりブームか
使用実績
TAMA MS205
MS205 タイプブーム
価格6,500円
特徴など他社製品より頑丈で金具の締め付けも強い
使用実績
ポップガード
たとえばこんなの
K&M 23956
K&M 23956 タイプ布製
価格2,000円
特徴など
マイクケーブル
たとえばこんなの
CANARE EC03-B
CANARE EC03-B タイプXLRメス-XLRオス 3m
価格1,800円
特徴など
Classic Pro MIX030
Classic Pro MIX030 タイプXLRメス-XLRオス 3m
価格500円
特徴など
リフレクションフィルター
たとえばこんなの
Classic Pro CAR900
Classic Pro CAR900 価格5,500円
特徴など
Classic Pro CAR300
Classic Pro CAR300 価格11,000円
特徴など机に立てられる
sE Electronics Reflexion Filter Pro
sE Electronics Reflexion Filter Pro 価格21,000円
特徴など元祖

波形編集ソフトはどれがいい?

PCに入力された音声は波形編集ソフトで録音から書き出しまでやってしまうのが理想です。他にもDAW(音楽制作ソフト)というのもあります。これらは、Cubase AI/LE、Pro Tools|First、Ableton Live Lite、Studio One Artistなど、オーディオインターフェースに付属している物も多く、波形編集もできるのですが、やはり餅は餅屋、専用の波形編集ソフトがいいと私は考えます。

無料で誰でも使える波形編集ソフトとして私の一押しはAudacityです。

AudacityAudacity
Audacity
価格無料
対応OSWin/Mac
特徴など長い歴史と実績がある代表的なフリーソフト。無料なのに機能は充分。デザインが古臭いか(テーマの変更可能)
使用実績
有料のもの
Audition
Audition 価格Adobe CCに含まれているが単体利用の場合 2,480円/月
対応OSWin/Mac
特徴などAdobe CCを利用しているのなら是非使うべき。映像編集業務向けなので会話音声の編集に向いていて、ノイズ除去など機能・性能は高い
使用実績
SOUND FORGE PRO
SOUND FORGE PRO 価格12,900円
対応OSWin
特徴などプロ用途の高機能・高性能。廉価版のSOUND FORGE Audio Studio(5,800円)もある
使用実績旧Mac版で少々
Sound Studio
Sound Studio 価格6,100円
対応OSMac
特徴など余計な機能がなくとにかく軽くてシンプルで使いやすい。マイナーなのが残念。
使用実績有有

より良い音で残すために

良い音とは

そもそも音響においての良い音とはどんな音でしょう。

音源に忠実
元の音を、余計な音を混ぜずにそのままの音質を再現できる
心地よい
聴く人にとって心地の良い音色を含んでいる。真空管アンプの音は(あまり忠実ではないけれど)暖かい音がいいという人がいます。歪ませたエレキギターの音は倍音が豊かで太くなって心地よいという人がいます。イコライザーで高音や低音を強調した音が心地よいという人がいます。人によって好みの差はあるでしょう
聴き取りやすい
言葉として明瞭に聴こえる。ラジオやテレビの音声はこれを重視して調整されています

これらのすべてを充たすことはなかなか難しいものです。そういう場合はどれを優先するのか判断しなければなりません。

そのために何をすれば
余計な音をマイクに入れない

余計な音とは、様々なノイズ反響音です。

>>ノイズ対策 >>反響対策
音量・音質を最適に調整する

音源も録音も完璧な場合は何もする必要がありません。劣化するような操作をしなければいいです。そうでない場合は、ノイズを除去したり、全体の音量を上げたり、音量差を少なくしたり、音質を心地よいようにあるいは聴きやすいように波形編集ソフトで調整したりします。

>>波形編集ソフトによる音の調整 

ノイズ対策

いくらいい声でも素晴らしい読みでも、録音された音声にノイズ(雑音)が混じっていたら価値は半減どころか使えない場合もあります。ノイズに意識的になり可能な限り削減し、いい録音にしましょう。とはいえ。ノイズにもいろいろ種類があり、それぞれについて対処しなければなりません。

  • 音源が発する音
  • 環境音
  • 録音機器が発する音
  • 録音機器に乗っかる電気的・電磁的ノイズ
以下、詳しく説明していきます。

音源が発する音

朗読やナレーションの場合、音源は朗読者です。その朗読者が出す音というと、強い息を発してマイクに当ててしまうポップ音、発語する時に口から「ネチャ」「ピチャ」っと出るリップノイズ、原稿をめくるときのペーパーノイズブレス音衣服が擦れる音腹が鳴る音などです。

これらを防ぐ方法は基本的には「気を付ける」です。しかし厄介なものもあります。息が原因のものはほとんど癖ですから、違った種類の息遣いが出来るように訓練が必要でしょう。
また、リップノイズも意識してもなかなか防げません。私も苦労しています。録った後で一個一個消したりもします。その場での対策としては口中がネバ着くような飲食物を避け、出ちゃったらやり直すぐらいしかないでしょうが、長期的にはノイズが出にくい発語をマスターすべきでしょう。

環境音

音源以外が発する音です。以下、個別に述べます。

エアコン

これは録音時にエアコンを止めるしかありません。真夏などは録音前に充分に冷やしておき、録音開始直前に止め、録音終了したらまた着ける、の繰り返しになります。

冷蔵庫

コンプレッサー(エフェクターのではありません。念のため)が作動している時にブーンという音がします。機種や距離によっては無視できない雑音になります。電源を切るわけにもいきませんから、音がし始めたらあきらめて録音を停止するしかないでしょうか。

時計

最近は少なくなりましたがアナログ時計でカチカチ音がするものがあり、意外とはっきり聞こえます。別の部屋や布団の中に閉じ込めましょう。

外部の音

自動車、電車、飛行機、犬、靴音、など一時的なものは消えるまで待つしかありません。
隣人が頻繁に音を発している場合は、出かける時間帯を把握してその時間帯をねらうか、「うるせぇ!」と怒鳴り込むか、にっこり笑ってお願いするか、さもなくば引っ越すしかありません。

意外なノイズ

我が家では、洗濯機に給水する蛇口が「ヴーン」と鳴っていることがありました。

録音機器が発する音

自宅録音ですと録音機器というのはPCでしょうか。機種によってはファンやハードディスクの回転音が無視できないほどに聞こえます。デスクトップよりはノートの方が断然いいです。私の場合はデスクトップPCのノイズが致命的だったので録音時はPCを使わずに一旦デジタルレコーダーに録音するようにしました。このあたりのノイズはマイクの性能によってかなり違います。コンデンサーマイクだとファンの音はかなり真面目に拾ってしまいます。マイクは極力PCと離した方がいいでしょう。

機器が発するといえば、操作音も見逃せ聞き逃せません。録音開始あるいは停止時のマウスクリックやキー押下の音は大抵は入ってしまいます。これは後から消すしかないですね。

録音機器に乗っかる電気的・電磁的ノイズ

電源にノイズが乗っていたり、アナログ回路がPCの何らかの信号の影響を受けたり、遠くにある思いもよらぬ機器の電磁波がマイクの回線に乗ったり、いろいろなことが起こり得るらしいです。詳しくは分かりませんが。電源ノイズの場合は、フィルター付きのテーブルタップから供給するとか、ケーブルにフェライト・コアを付けるとか。フェライト・コアはマイクケーブルにも有効です。PC内部で拾わないようにするにはオーディオインターフェイスでデジタル化して入力すれば大丈夫。

雑音を相対的に軽減する

雑音というのはこちらの都合に関係なく決まったの音量でマイクに向かってきます。それに対し、録りたい音声の音量はある程度は調整できます。つまり、音声をより大きな音で拾ってやるほど、雑音のレベルは相対的に低くなります。マイクとの距離は近い方がいい、声量は多い方がいい、ということです。ただし、音質や表現の質が変わってきますから難しいところではあります。

また、マイクの向きも影響します。マイクには指向性がありますから、雑音源と反対方向にマイクを向けるだけで軽減できます。

まとめ

自宅録音では、自分の都合ではどうにもならない要因が多く、雑音源が去るのを期待するしかない場合が多いのです。手軽に済まそうとすれば仕方のないことなのかも知れません。ただ、雑音には敏感であって欲しいです。雑音の多い録音物の一番の原因は録音した人の無頓着かも知れません。