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[自宅録音ガイド] ライブ録音[マイキング編]

朗読をやっていると録音することよりも、むしろライブでの発表や公演のほうが機会が多いのではないでしょうか。そして、その音声を録音して残したいということもあるでしょう。その場合に、より質の高い録音をするにはどうしたらいいか、コツなどを纏めてみます。

ありがちな録音

最近はインターネットで朗読会の映像を公開しているかたが多いようです。おそらくビデオカメラ内蔵のマイクで音を拾っているのでしょう。会場の後方で拾った反響の多い音で録られているものが殆どです。また、会場内の定常的な、あるいは突発的なノイズが多く含まれているものも多いです。音だけを録ったものも、たぶん似たり寄ったりかと思います。

何がいけないのか

つまり何が問題なのかと言うと、いちばん必要な音(朗読者の声)がしっかり録れていず、副次的な音(反響音)や不要な音(雑音、拍手)の方が多いということです。専門的な用語を使うと、オンマイクでしっかり録ってやるべきところをオフマイクの音しか録れていないとも言えます。

オンマイクとオフマイク

マイクの使い方を音源からの距離によってオンオフに分類することがあります。オンマイクというのは、近距離で直接音を拾うやりかた。これに対し、音源から距離をとって倍音成分や反響音を録るやり方をオフマイク(で録る)と言います。オンマイクとオフマイクの境界は、ダイナミックマイクの場合は10cm程度、コンデンサーマイクの場合は20cm程度と言われています。

いかにしてオンマイクで録るか

オンマイクで録るということは朗読者の口元近くにマイクをセットすることを意味します。スピーカーで拡声する(いわゆるPA)ためにマイクを使う場合はそれを活用出来ます。ミキサーから信号を分けてもらう事が出来るかもしれません。
しかし、PA用マイクがない場合に録音のためだけに邪魔な物体を目の前に設置するのは避けたいですね。
オンマイクにも問題はあります。マイクに慣れていない朗読者の場合、マイクを吹いてしまったり、マイクとの距離を適切に保てないことが多くあります。

口元にマイクを設置出来ない場合は、可能な限りオンに近いオフマイクを設置します。朗読者の足もと辺りから口元を狙って、なるべく朗読者も観客も気にならないように設置しましょう。マイクの種類はオン/オフの差が出にくいコンデンサーマイクがいいです。指向性は狭い方がいいでしょう。ガンマイクとかバウンダリーマイクという選択肢もありますが、そこまで行くともうプロの領域なのでここでは考えません。

結局どうすれば

結局、より手軽にということを考えると、性能の良いマイクの付いたハンディーレコーダーを朗読者の近くに置くというのがベストかもしれません。この場合の注意は、ひとつは、朗読者の口元に向くように角度を付けて固定するということ。もうひとつは、いかに客席から目立たないように置くか。それから、録音ボタン等の操作をお客様の邪魔にならないようさりげなくするということでしょうか。

posted by rodoku_ole at 2014-05-15 | Comment(2) | 自宅録音ガイド
この記事へのコメント
有難うございます。少しわかるような気がします。マイクをしっかり近づけてみます。
Posted by らいらいさん at 2016年04月08日 12:41
>らいらいさん

コメントありがとうございます。
良い音が録れることを期待しています。
Posted by 河崎卓也 at 2016年04月08日 19:28
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