良い音とは
そもそも音響においての良い音とはどんな音でしょう。
- 音源に忠実
- 元の音を、余計な音を混ぜずにそのままの音質を再現できる
- 心地よい
- 聴く人にとって心地の良い音色を含んでいる。真空管アンプの音は(あまり忠実ではないけれど)暖かい音がいいという人がいます。歪ませたエレキギターの音は倍音が豊かで太くなって心地よいという人がいます。イコライザーで高音や低音を強調した音が心地よいという人がいます。人によって好みの差はあるでしょう
- 聴き取りやすい
- 言葉として明瞭に聴こえる。ラジオやテレビの音声はこれを重視して調整されています
これらのすべてを充たすことはなかなか難しいものです。そういう場合はどれを優先するのか判断しなければなりません。
そのために何をすれば
余計な音をマイクに入れない
余計な音とは、様々なノイズや反響音です。
>>ノイズ対策 >>反響対策音量・音質を最適に調整する
音源も録音も完璧な場合は何もする必要がありません。劣化するような操作をしなければいいです。そうでない場合は、ノイズを除去したり、全体の音量を上げたり、音量差を少なくしたり、音質を心地よいようにあるいは聴きやすいように波形編集ソフトで調整したりします。
>>波形編集ソフトによる音の調整