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[自宅録音ガイド] Decrackleツールを使った一括除去

(この記事は「iZotope RXを使ったリップノイズの除去」の子記事です)

Decrackleとは、"crackle"、つまり古いアナログレコードでありがちなパチパチ鳴る音を除去する機能です。リップノイズもパチッと聴こえるものもありますからそれに近い成分なのでしょう。

これも修復範囲を選択しますが、一括除去が目的の場合は全範囲を指定することになります。ただしその場合でも、狭い時間範囲で効き具合を確認してから全範囲に適応した方がいいでしょう。今回は録音時間が短いので一気にやってしまいます。

範囲を選択したら、ツールを呼び出します。右側のツールボタンのDECLICK & DECRACKLEをクリックするとDeclick & Decrackleウィンドウが開かれます。

Declick & DecrackleウィンドウでDecrackleタブをクリックします。パラメータがいくつかありますが設定は試行錯誤で最適な値を探します。ここで鍵になるのはStrengthです。この値にすれば完璧というものがありません。小さいと除去されずに残るノイズが多くなります。大き過ぎると音が籠(こも)ります。音の籠りを許容できる範囲で最大に設定し、それでも残るノイズがあれば、Spectral Repairで個別に除去します。

今回はStrengthを7.0に設定しましたが、いくつかのリップノイズは除去しきれませんでした。結果のスペクトログラムは以下の通りです。

音声を聴き比べてください。

ノイズあり
ノイズ一括除去処理後

また、Decrackleツールでは、Output crackle onlyをチェックすることにより、除去したノイズの方を残すことができます。

聴いてみてください。どれだけ除去されたか、気付かないレベルでもいかに多くのノイズが含まれているかがよく分かります。(かなりグロテスクです)



タグ:iZotope RX
posted by rodoku_ole at 2014-07-12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自宅録音ガイド
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